世界の福本豊 プロ野球“足攻爆談!”「交流戦Vでオリックスが弱点克服!?」 (2/2ページ)

Asagei Biz

身長167センチで非力な打撃がネックになってたけど、我慢して使えば、それなりに結果を残す選手やった。本職の二遊間では若手の台頭で居場所がなくなっていたけど、競争相手が少ないセンターへのコンバートではい上がってきた。

 プレーでも必死さが伝わってくる。中日戦ではファウル11球を挟んで16球目をタイムリーヒットにする粘りを見せた。昨年までは上体に頼った打ち方やったけど、今年は下半身をどっしりと構えて、腰の回転で打てるようになった。今の調子でずっと打ち続けることは難しいけど、打率2割8分はクリアする力がある。機動力も使えるし、たとえ調子が悪くなっても、中嶋監督には我慢して1番で使ってほしいな。

 再開したリーグ戦でもオリックスは台風の目になると思うし、ならなアカン。楽天、ソフトバンクの状況を見ても、十分にチャンスはある。4年連続日本一のソフトバンクは故障者が多く、中継ぎエースのモイネロもキューバ代表で抜けていたため、去年までの強さは感じなかった。楽天も、混戦を抜け出すだけの決め手がない。

 オリックスの最大の弱点は、負け癖がついてしまっていたこと。イチローがいた96年以来、12球団で最もリーグ優勝から遠ざかっている。その間、大半がBクラスで選手らも自信を失っていた。今回の交流戦Vをきっかけに、勝てるチームに変身する可能性はある。阪神との日本シリーズ関西決戦も夢ではないと思う。

福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コーチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。

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