犯人の死ぬ間際の告白で明らかとなった10の殺人事件(パート2) (5/6ページ)

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・1. 死の床で娘の殺害を告白した母親
 1867年、クリスティン・ケットが地下室の階段で死んでいるのが、彼女の弟と隣人によって発見された。斧で切りつけられていたが、弟が持っていた銃が遺体の近くにあった。

 弟が疑われたが、彼には仕事に行っていたという完全なアリバイがあった。やってきた母親は、家が野次馬や警官に取り囲まれているのを見て、ヒステリーを起こした。母親は、その朝早くから娘の姿を見ていないと証言した。

 しかし、隣人の話は違った。ふたりの女性が激しく口論する声が聞こえたというのだ。クリスティンの母親は解放されたが、容疑は晴れなかった。

 その後もさまざまは憶測が飛び交ったが、捜査に有益な情報はなかった。

 この事件は迷宮入りし、人々は平穏な生活に戻った。しかし、1884年3月、クリスティンの母親が死の床に弟を呼び、娘の殺害を告白した。

 クリスティンが夜遅く帰って来たので、あの日、ふたりは口論になり、クリスティンが背を向けて出て行こうとしたので、母親が頭に斧で一撃を与えたという。

 母親は、警察には決して言わないでくれと頼んだが、母親の死後すぐに、弟は警察にすべてを明かした。
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