人間の脳に未知のシグナル送信経路があることが判明 (2/3ページ)

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 一方、神経細胞では、「樹状突起」にある開閉する経路(チャネル)によってナトリウム・塩化物・カリウムといった荷電粒子(イオン)が交換されることで行われる。こうしたイオンの流れのパルスのことを「活動電位」という。

 樹状突起はいわば情報の流れの信号機のようなものだ。この信号機が情報を別の神経細胞に伝えるかどうかは、ここでの活動電位が十分に大きいかどうかに依存する。

 樹状突起が情報を伝えるかどうかは、論理回路にたとえると理解しやすい。そこで扱われている論理ゲートは、「論理積(AND)」と「論理和(OR)」の2種類。前者の場合、AとB両方のスイッチが入れば発火。後者の場合、AかBのどちらかのスイッチが入れば発火する。

 しかし今回の研究グループによれば、ここにカルシウムが媒介する活動電位が加わることで、もう1つの論理ゲートである「排他的論理和(XOR)」を利用できるようになるという。
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