「中国共産党に入党したい」ジャッキー・チェン発言の裏に潜む”ある事情”!? (3/4ページ)
2015年1月には6カ月の実刑判決が下されました」
ところが当時、チェン氏は中国政府から薬物撲滅大使に任命されており、さらに、シンガポールでも、芸能人初の撲滅大使に任命されるなど当局の取り締まりに尽力していた。
「周知のように、中国とシンガポールでは、違反薬物の売買や密輸には死刑を含む厳罰を適用していますからね。自らも『何千人もの子供たちを傷つけるような類の人間は役立たずで、しかるべき罰則を与えるべき』として、『薬物の売買に対する死刑支持を』と発言していただけに、息子の処遇をめぐり裁判の行方に注目が集まっていたのですが……」
結果、未決勾留日数が刑期に算入され、ジェイシーは15年2月には出所。ただ、長年に渡り違反薬物の一掃と使用者への厳罰を求めてきたチェン氏の息子の事件はマスコミの恰好のネタとなり、「中国政府に働きかけたのでは」という噂がまことしやかに流れたこともあった。
「中国国内法では、50グラム以上の違反薬物の密輸・密売は最高で死刑。なので当時、網易娯楽など一部メディアでは、100グラム以上のハッパを所持していたジェイシー容疑者が密売に関わっていた場合、『死刑の可能性あり』と報じられていました。