都内最大規模の団地から、大型マンションへ 3世代にわたって愛された「石神井公園団地」のこれから (1/2ページ)

東京都内最大規模の団地として歴史を刻んだ「石神井公園団地」(東京都練馬区)。
東京でもっとも古い団地のひとつだったが、老朽化等に伴いマンションに建て替えられる。
解体工事の開始に伴って「団地お別れイベント」が開催されるなど、住民らに愛されていた元の建物は、21年3月に解体が完了。
そして7月12日。新築工事の着工に向けて、更地になった敷地の一角で地鎮祭が執り行われた。
老朽化・住民の高齢化により建て替え決定石神井公園団地は、1967年に日本住宅公団(現在の都市再生機構)から分譲された。
敷地面積は4万2365平米。全9棟地上5階建てで、総戸数は490戸。西武池袋線の石神井公園駅と西武新宿線の上石神井駅の中間に位置し、交通利便性に優れていると同時に、近隣には石神井公園や石神井川といった豊かな自然にも恵まれている。

ただ、建物や給水管・排水管などの設備の老朽化や、団地内にエレベーターがないことなどから高齢の住民らが将来に不安を感じていることにより、07年から団地の建て替えの検討が始まった。19年には、団地の住民である「区分所有者」から90%を越える賛成を得て、建て替えが決定。
20年10月には「お別れイベント」が開かれ、団地のシンボルである給水塔の解体工事が行われた。