2000万円超えも!東京五輪「メダル報奨金」の高い種目はこれだ (2/2ページ)
大坂なおみが金メダルの最有力候補に挙げられるテニスも800万円、同じく金が期待されている野球の侍ジャパンも選手ひとりの額は500万円だがチーム全体だと1億5000万円(※監督・コーチも支給対象)に膨れ上がる。
他にも同じチームスポーツであるラグビーやバレーボールが金獲得なら1人あたり300万円の支給を予定している。
だが、競技団体によっては雀の涙ほどの報奨金しか設定していなかったり、なかには報奨金0円なんてケースも存在する。日本のお家芸のひとつで今回も複数のメダルが期待されている体操は金でもわずか50万円。同じくメダルラッシュの可能性が高い柔道や水泳に至っては報奨金はない。
「プロとして活動している選手ならともかく柔道や水泳の場合、大半はアマチュアで経済的にラクではない選手も少なくありません。もちろん、彼らはお金のためにやっているわけではないですが、種目によってここまで報奨金の額に差があるとモチベーションに影響するでしょうね」(スポーツジャーナリスト)
独自報奨金制度については各競技団体の懐事情も関係しているとはいえ、ここまで種目によって違いがあるのも問題だ。
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