神社にある「手水舎」では何で手と口を清めるの?日本神話の神様もおこなった”禊”とは (2/3ページ)
『古事記』によれば、この時左の眼からアマテラス、右の眼からツクヨミ、鼻からスサノオが生まれたと伝えます。
今でもそういう禊が必要な神社は残っていて、例えば島全体が宗像大社の沖津宮の境内となっている沖ノ島は、一般の方は原則上陸することが禁止されていますが、神事などで関係者などが上陸するときも、上陸する前に浜で禊をしなければなりません。
しかし、すべての神社の近くに海や川があるわけではありませんし、地元の神社にちょっと参拝するごとに毎回裸になって身を清めるには時間もかかりすぎて、なかなか大変です。
そこで禊の簡易バージョンとして、手水舎が登場しました。こうして参拝者は、参拝前に手水舎で手と口を清めることで、本来の禊に代えるようなシステムになっていったのです。
次に、手水舎での正しい禊の作法についてまとめます。
1. 右手に柄杓をもって水を汲む。
2. 左手に水をかける。その後、柄杓を左手に持ち替え、右手にかける。
3. 柄杓を右手に持ち替え、左手で一口分の水を受ける。
4. その水で口をすすぐ。その後、左手に水をかける。
5. 柄杓を立て、残った水で柄を洗う。柄杓を柄杓置きに伏せて戻す。
※一連の動作を、最初に柄杓でくみ上げた一杯の水で行う。
