戦国大名・伊達政宗が説いた「料理心」が深い!ただ一皿に心を込めることこそ真のご馳走 (2/3ページ)
言うまでもなく食事は命をつなぐ源であり、その善し悪しは生き方の質にも大きな影響を及ぼすものですから、ないがしろには出来ません。
古来「腹が減っては戦ができぬ」とは言うものの、それではただ何でもよいから腹に詰め込めば満たされる、と思っていたら大間違い。
「何だよ、ウチの大将は俺たちのことを家畜みたいに思っていやがる!」
部下たちにそう思われてしまったら、勝てる戦も勝てません。
勝利をつかむためには、兵士の胃袋と心も同時につかまねばならないのです。
流石に大将自ら全軍の料理を作ることはなくても、兵士ひとり一人の食事にまで気を配る「料理心」こそ、大将に求められる資質と言えるでしょう。
ただ一皿に、心を込めるさて、戦国乱世が過ぎ去ると、天下人・豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)は全国の諸大名を集めてお料理サークルのようなことを始めました。
それぞれ手料理を作って持ち寄り、みんなで食べるというものですが、あの秀吉のことですから、これが単なる趣味ではなく、人事考査の一環であることは言うまでもありません。