宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「『困った時のお友達』との『密会』」 (2/2ページ)
コロナ禍ということもありましたが、昼時なのにお食事はせず、たくさんの書類をテーブル上に広げ、顔を突き合わせている異色な二人。「ん? これは怪しい」と感じたものの、そのままやり過ごしてしまいました。あの時、「アサ芸」に報告していたら、暗躍の走りくらいは掴んでいたのかもしれません。
でも結局は、大した話ではないんです。「この決定には竹中平蔵氏が関与した可能性も」という報道も読みましたが、菅内閣の一角を担っていた小此木さんが急に辞め、もはやお友達の少ない菅総理。残り少ない友達のデービッド・アトキンソンか岸さんか‥‥に頼るしかなくなったのでは、と思います。
「支持率は下落、もはやレームダック」とまでメディアに揶揄され、さらに西村大臣の失点で内閣は大ピンチ。岸さんが内閣官房参与として入ることによって、菅総理の断末魔の叫びが大きな幸せの歌へとつながるとは思えません。
ちなみに、デーブ・スペクターさんは「岸さんと親友になっておけばよかった」と嘆いていました(笑)。岸さん、僕ともまたどこかでお会いしましょう。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京都出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て12年に国会議員に。16年に辞職し、経営コンサルタント。6月30日に著書「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)を上梓。