ベゾスやマスクに対抗!? トヨタとポルシェが宇宙投資する理由 (2/3ページ)
そしてポルシェSEはこのポルシェ家と、ポルシェのビジネスパートナーだったアントン・ピエヒのピエヒ家の両家の資本からなる企業だ(両家は縁戚関係でもある)。
ただ今回の出資は、ポルシェがそのまま宇宙ビジネスを手掛けるというものではなく、ベンチャーキャピタルやスイスの銀行らと一緒にイーザル社の資金調達に応じるというもので、また、既に宇宙ビジネスで先行しているブルーオリジンやスペースXは有人飛行でしのぎを削っている一方、イーザル社は小型衛星の打ち上げ事業でこれらと伍していく目論みであると伝えられている。日本でも3月には福井県が“県民衛星”を打ち上げるなど、民間企業から国家機関、自治体レベルまでこの部分の需要は相当厚く、イーザル社は27年までに354億ドルを超える市場になると見ている。
特に自動車は自動走行の時代が間近に迫り、これはAIが通信衛星を用いたシステムを搭載しておこなうものであるから、宇宙の分野とは密接に関わってくる。では、他のメーカーはどうなのかと言えば、例えばトヨタは19年、JAXAと国際宇宙探査ミッションへ挑戦することで合意。地面から離れて宇宙でも自動車を走らせる野望を抱いている。