オリンピック選手による銃撃事件 馬術で出場の男は住宅トラブルで女性に発砲も正当防衛を主張 (2/3ページ)

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 銃撃事件の加害者となった選手もいれば、逆に被害者となった元オリンピック選手もいる。

 オリンピックの元銅メダリストの男性が銃で撃たれ死亡し、殺人罪で妻が逮捕されたと、2016年8月24日付『Daily Mail』、同年同月23日付『VcStar』などが伝えている。

 報道によると、米カリフォルニア州に住む当時52歳の男性Bは元砲丸投げの選手で、1984年ロサンゼルスオリンピックにアメリカ代表で出場、銅メダルを獲得した人物だ。引退後は高校で運動部のコーチを務めていた。2009年8月27日夜に警察は、当時52歳のBの妻(以下女)から「夫が倒れている」と緊急通報を受けた。警察が駆け付けると、裏庭で倒れているBを発見。すでに死亡しており、後頭部には銃で撃たれた痕があった。

 女の話では、「外から銃声が聞こえたので夫が外に出たら、侵入者に撃たれた」と説明。警察は最初から妻に疑いを持っていた様子。家宅捜査の結果、柱時計の奥に隠してあった「銃」を発見。男性を撃った銃だったそうだ。

 女はBを銃で撃った点は認めたが、「DVを受けており正当防衛だった」と主張。女は殺人罪で起訴され、のちの裁判では、検察側と主張が対立したそうだ。女の主張によるとBと女は、高校の同級生だ。Bは花形スポーツ選手、女は学園祭の女王で憧れのカップルだったという。2人はBが死亡するまで、29年間連れ添った夫婦だった。しかし、Bは結婚直後から、ささいなことで女に暴力を振るっていた。事件当日Bは酒に酔った状態で、女はBに銃を突きつけられ、殺すと脅されたと説明した。

 しかし検察側は、暴力を受けていたのはBと主張した。Bが離婚を求めていたため、女はBにかけていた生命保険金を狙い、Bを殺害したと主張。以後7年にもわたる裁判の末、2016年3月に開かれた裁判で、第一級殺人罪で有罪となり、禁固刑50年が女に言い渡されたという。

 オリンピックで素晴らしい戦いを見せてくれた選手たちの、今後の人生の成功を祈りたい。
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