安室にあって華原になかったものとは? アイドル史に残る「覇権争い」10番勝負(2) (2/2ページ)
90年代にはもうひとつ、隆盛を誇った「小室哲哉プロデュースの歌姫バトル」もあった。その頂点にあったのが、小室の寵愛を受けた華原朋美と、圧倒的なカリスマ性を見せた安室奈美恵だろう。
アイドル文化に詳しい元「ジャズ批評」編集長の原田和典氏が解説する。
「小室哲哉って、こんなに幅広い曲を作れる人なんだというのが、当時の第一印象。安室と華原が、小室のポテンシャルを引き出したのかもしれない。歌唱力、ダンスのスキル、トータルのスタミナでは安室が圧倒的だった。コンサートの映像を見ても、よくもまあ、あんな長時間、テンションを落とさず歌い踊り続けられるものだと感心させられた」
一方、華原は当時、単独コンサートの経験はない。そのスタミナの差と小室との関係性も含めて、結果的に安室の圧勝に終わった。
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