凶暴化する異常気象「次の大被害は全国【緑が丘】だ」(1)熱海土石流の傷跡は今も (2/3ページ)

Asagei Biz

「北海道は札幌で21年ぶりに猛暑日を記録するなど、記録的な暑さでした。熱い空気が山から降りてくるフェーン現象によって、例年1~2日で引く高い気温が4~5日続きました」

 当然、地面や海面の温度が上がれば、上空に漂う寒気との温度差が生じ、降雨現象が発生する。しかし、「夕立」や「にわか雨」といった言葉はもはや死語同然。もっぱら「ゲリラ豪雨」により近年、複数の死者が出る大惨事が頻発しているのも「この空と地面」の極端な温度差が日本列島を覆い常態化しているからにほかならない。

「ゲリラ豪雨や台風に限らず、1時間に50㍉以上の『非常に激しい雨』の降るケースは全国的に増えています」(久保井氏)

 7月3日に発生した静岡県熱海市伊豆山地区の土石流も例外ではない。全国紙社会部デスクによれば、

熱海市で記録的な大雨が続いていました。6月30日夕方から降り始めた雨は3日正午までに389ミリを観測。7月の平年降水量242.5ミリをわずか3日程度で超える、とんでもない雨量です。伊豆山の中腹から崩落した土石流は、逢初川を海まで2キロにわたって流れ、約130軒の住宅をのみ込み、23人の命を奪いました。現在も行方不明者の捜索は継続中です」

 被災から1カ月経っても伊豆山地区の傷跡は癒えない。

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