大赤字、しかも一部不通の「只見線」が廃止されないワケ (2/2ページ)

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これは上下分離方式と呼ばれ、海外の鉄道業界では一般的な仕組み。鉄道会社側の負担を削減する利点があり国内でも地方の私鉄や第三セクターなどで多く導入されている。

「もともとJR東日本は業績好調だったのでこのような形で話がまとまりましたが、これは同社が莫大な利益を出し続けていたときのこと。もしコロナ禍で巨額の赤字を背負った現在だったら復旧費用を出すのは一部であっても大きな負担。不通区間はそのまま廃止になっていた可能性もあります」(同)

 タイミングにも救われた感はあるが、これは全国に数多くの赤字路線を抱えるJR側にとっても悪い話ではない。自治体との上下分離方式という選択肢を提示することができたのは業界にとっても大きいはずだ。

(高島昌俊)

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