「以前と比べアルコール使用率が減っているように感じ...」 JR駅で発明された「楽しく前向きな感染症予防策」に反響 (2/2ページ)
人間どんなに大変なときでも、少しでも面白いことがあれば頑張れると思うので、国や都のコロナ政策でもこの遊び心を参考にしてもらいたいなと思いました」
と語る。ではこのシステム、いったいどのような経緯で生まれたものなのか。
記者は25日、昭島駅から回答を得た。

そもそも、この企画は「コロナ禍の影響で気軽に旅行が出来ない状況が続いており、少しでもお客さまに楽しんでいただきたい」という思いのもと始まった。その上でアルコール消毒液を使った投票システムが誕生した理由を、駅の担当者はこう説明する。
「以前と比べ改札に設置しているお客さま用アルコール使用率が減っているように感じ、強制感が無く『楽しく前向きな感染症予防』は出来ないかと考えました。これらが結び付き、当企画を実施するに至りました」現在は「青森vs秋田&岩手」実施中
担当者によると、山形VS宮城の投票は7月26日から8月19日の期間に実施され、宮城県のボトルが「約1036ミリ」、山形県のボトルが「約698ミリ」のアルコールを消費したという結果で終了。宮城県の勝利である。この結果は同駅で8月19日から25日までポスターで掲示された。
なお、26日からは「青森 VS 秋田&岩手」の投票が行われている。
ぼにゅそむさんが投稿した駅の取り組みは、9万6000件を超えるいいね(26日夕時点)を集めた。
こういった反響に対し、担当者は
「大きな反響に昭島駅社員一同、驚いております。当企画へ関心を寄せて頂き、口コミで広めて下さった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。気軽に旅行できない状況が続きますが、今は旅行計画を暖めて頂きコロナ終息後には東北地方へ足を運んでいただきたく思っております。SNS上での様々なご意見にもひとつひとつ目を通しまして、さらに楽しくさらに感染予防に効果的な次のイベント計画に企画担当者も頭をひねっております。一日でも早くコロナ禍以前の日常とお客さまの笑顔を取り戻すため、引き続き感染予防と観光宣伝に取り組んで参ります」
とコメントした。
読者の皆さんも、投票期間中に昭島駅を使った際は、「楽しく前向きな感染症予防」として、行きたい地域に投票してみてはいかがだろうか。