筒香活躍の一報にDeNAナインが「ありがとう」のワケ (2/2ページ)

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 この試合に2番手として登板し、4回3分の2を投げたのが山﨑で、当時の大学代表メンバーにはオリックスの吉田正尚、楽天・茂木栄五郎、阪神・坂本誠志郎、ロッテ・中村奨吾など、のちにプロに進んだ選手が15人もいた。その精鋭たちを速球でねじ伏せたのがファンクハウザーだった。

「真っ直ぐが速いだけではなく、コントロールが適度に荒れていました。わざとではありませんが、何人かの選手がデッドボールも頂戴しています」

 当時を知る関係者がそう証言する。

 米球界挑戦後の筒香が長く苦しんだ理由は、速球に対応できなかったことに尽きる。ファンクハウザーを打ち砕いたということは、苦手がほぼ克服されたということだ。

「当時の代表メンバーには山﨑のほか、濱口遥大、柴田竜拓、田中俊太といったのちのDeNA選手もいました」(前出・関係者)

 荒れ球も武器とするファンクハウザーは同年の米ドラフト会議でドジャースに指名されたが、辞退して大学に残った。2年後にタイガースに再び指名され、20年にメジャーデビューを果たしている。タイガースは投手陣が全体的に弱く、ファンクハウザーをブルペン・リーダーに育てようとしているが、長く対戦することになりそうな右腕を打ち砕いたのは、筒香にとって今後のメジャー生活においても大きなプラスとなりそうだ。

(スポーツライター・飯山満)

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