純烈・酒井一圭「僕はパフォーマーというよりはプロデューサー」仕事を生み出す人間力 (2/3ページ)
結果、『ガオレンジャー』の人気はうなぎ上りになったんですが……その後、特撮モノの演者の拘束が厳しくなったのは、僕が自由に動きすぎたせいです(笑)。
『純烈』のリードボーカルの白川(裕二郎)もそう。役者時代、一緒にカラオケに行ったとき、彼はあの声で尾崎豊やTUBEを歌ったんですよ。それで、「おまえに似合わないよ。その声だったら、中条きよしや梅沢富美男あたりを渋く歌ったら、喜ぶ人いっぱいいるよ」ってアドバイスしたことがあって。それがグループ加入のきっかけにもなりました。
おかげさまで『純烈』は成功できましたが、その一方で、僕は僕自身をプロデュースすることはできないんですよ。現に俳優時代、売れなかったじゃないですか(笑)。自分以外の「誰か」だったら、分かるんですよね。
昨年、コロナ禍になって、僕らもライブがまったくできない状況になりました。でも、そんなときだから何か新しいことに挑戦しようと、模索して生まれたのが、『純烈』の主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』です。
これは、僕ら4人が戦隊ヒーローに変身して悪と戦う、特撮ヒーロー作品。僕も含め、メンバーの3人は特撮出身者で、その撮影現場で出会った連中です。いつかまた、ヒーローを演じる現場に戻れればいいなと『純烈』の活動を続けてきましたが、その思いがやっと形になりました。
そして、これが新しい『純烈』の1ページです。これからの時代、どうやってお客様とつながっていけるのか。それを考えながら、『純烈』の新しいスタイルを、これからも継続していきたいですね。