北朝鮮人民が恐れる「トンデモ新法」の理不尽実態(3)占い師が独裁者を脅かすと… (2/2ページ)
つまり、正恩氏を崇めるほか、選択肢がないんです」
そればかりか、占いでさえも刑法で禁止されているとあって─。
「刑法第7章『社会主義共同生活秩序を侵害する犯罪』の第256条に『迷信行為罪』という罪名があります。金品を受け取って占い行為をした者には3〜7年の懲役刑が科せられる。その日の食事にも苦労する生活なので、占いに救いを求める人は多い。ですが、占い師と正恩氏の言葉が違っていたら、最高指導者の言葉に耳を傾けなくなるかもしれない。心の拠り所をブレさせないために、罰が設けられているんです」(辺氏)
北には神も仏も関係なく、ただ正恩氏が鎮座しているだけ。次なるトンデモ法律の制定に、国民は戦々恐々としているに違いない。
*「週刊アサヒ芸能」9月30 日号より
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