盗み食いが止まらず10キロを超えた猫。健康を気遣う飼い主との攻防戦

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盗み食いが止まらず10キロを超えた猫。健康を気遣う飼い主との攻防戦
盗み食いが止まらず10キロを超えた猫。健康を気遣う飼い主との攻防戦

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image credit:keith_the_cat_cow/Instagram

 イギリスのブリストルに住むオス猫のキースは、とにかく良く食べる。食べるのが好きすぎて、巨大種じゃないのに体重が10キロを超えてしまった。

 猫の健康を気にする飼い主が食事制限を行うも、隠れてこっそり盗み食いをしていたのだ。

 保護施設にいる時から食べ物に強い執着を抱いていたキースはは、餌だけでは満足できず、冷蔵庫や食品棚の食べ物、さらには外のゴミ箱まで漁りはじめた。



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Chubby Cat Looks Like Miniature Cow・施設から迎え入れた猫は食いしん坊万歳だった
 ブリストルに住むサラ・マシューズさん(47歳)宅の飼い猫キース(9歳)は、食欲旺盛がすぎる、食いしん坊万歳な猫だ。

 サラさんとキースとの出会いは動物保護施設だった。サラさんの娘チャーリーちゃんが、当時2歳のキースに一目惚れし、チャーリーちゃんの10歳の誕生日に家族として迎え入れた。[画像を見る]  キースは施設に保護された時、複数の健康上の問題を抱えていた。ノミ・ダニがいっぱいで、ネコカリシウイルス感染症も罹っていた。

 他にも、子猫の時から患っていたとみられる目や耳の疾患を抱えていた。更には、栄養不足で胃腸も弱っていたという。

 そのため、施設では特別な餌を与えていたようだが、食べ物に苦労していたからか、キースは食べ物に強い執着心を持っていたようだ。

 自分の餌を食べ終えたら、足りないとばかりに他の保護猫たちの餌を奪い、食べ過ぎて体調を崩したりしていたそうだ。[画像を見る] ・餌を制限していたのになぜか太るキース
 そんなキースを受け入れたサラさん一家だったが、キースはサラさん宅に来てすぐに、やはり食いしん坊ぶりを発揮した。
なぜか、特に緑の野菜が大好きなようで、置いているとすぐに食べられてしまいました。

獣医からは、1袋70ポンド(約10600円)もする特別な餌を与えるよう指示され、3年間続けました。

給餌器を購入して、1日50グラムと量を制限して餌を与えて、診察にも欠かさず連れて行き、あれやこれやと食餌療法を試してきたのに、キースの体重は減るどころかますます増えていったのです。(サラさん)
[画像を見る] ・食べ物のある全ての場所に鍵をかける羽目に
 キースが減量できない原因は外の世界にもあった。

 当時、サラさんはキースを庭に出していた。家の中でも食べたりないキースは、外の近所のゴミ箱を漁って、腹を満たしていたようだ。
新鮮な肉や魚には興味を示さず、ピザなどジャンクフードを食べたがりました。普通のキャットフードはカロリーが高いからと特別な餌を与えているのに、これでは意味がないと、引っ越しを機に室内飼いにしました。
 このように話すサラさんは、ある日キースがキッチンの冷蔵庫によじ登って扉を開けようとしているのを目撃し、冷蔵庫や戸棚など、食べ物のある場所すべてにチャイルドロックをすることを余儀なくされたという。
私たちが気付かなければ、キースは冷蔵庫の中に閉じ込められる可能性だってあるのです。それがとても心配で鍵をつけることにしました。

盗み食いの頻度が高くなってしまったので、うちのあらゆる戸棚には全て鍵がついています。
[画像を見る] ・食べる為なら頭を使う。知恵と工夫で盗み出す
 サラさんいわく、キースはなかなかの知能犯なようで、円形だろうがハンドル型だろうが、ドアノブを工夫して開ける知恵も持っているそうだ。

 サラさんの家には他にも猫がいる。キースが他の猫の餌を奪わないようにと、他の猫にはセンサー付きの首輪をつけ、それに反応して蓋があく給餌器を購入。

 だがキースはその給餌器さえも巧妙に皿の下に爪を引っかけて、カリカリが乗ったトレイ全体を引き出すことに成功しているのだ。[画像を見る] ・食いしん坊の原因は不明
どれだけ飼い主がキースの健康を考えて努力しても、食いしん坊ぶりが止まらず一向に痩せないので、獣医院で体重を計ってもらう度悲しくなります。

体重が増える原因は何なのだろうと、何年にもわたって獣医院で検査をしてもらっても、確かなことはわからないままです。

下垂体に問題があるもかもしれないし、神経学的な問題を抱えているのかもしれません。でも、そうした検査は保険が適用されないし、何千ポンドもかかってしまいます。

今抱えている疾患の治療に抗生物質を服用しているのですが、それを飲んだ時には食欲減退する胃の問題を引き起こします。

そのため、食欲増進させるための薬を含む食べ物を与えなければなりません。そうなると、結局体重が増えるので、悪循環といった感じです。
 尿の問題も抱えるキースを心配したサラさんは、去年2500ポンド(約37万7000円)払ってクッシング病や糖尿病の検査を受けさせたが、幸いにもどちらも陰性だったという。[画像を見る] ・体重10kgを超えで、もはや中型犬並みに
 キースの体重は過去7年間で4.9kgから10.8㎏に増加した。

 中型犬サイズとなってしまったキースのこれからの健康を心配しているサラさんは、このように話している。
キースは、基本はとても幸せな猫なんです。

自閉症の娘チャーリーとも絆を育んでいて、一緒にいるのが大好きだし、他の2匹の猫よりもエネルギッシュで、肥満であることを全く気にしていないといった感じです。

元気に走り回っている姿を見たら、猫というよりそのサイズから犬のように思えてきます。

7kgまで落とせたら最高なんですが…今キースは9歳なので、なんとか今後の健康維持のためにも体重を落とさせたいと思っています。

将来、どうなるか心配で。特に、糖尿病にはなってほしくないと願うばかりです。
[画像を見る]  太っちょなんて気にしない様子のキースは、8.9万人のフォロワーを持つインスタグラムアカウント『keith_the_cat_cow』を持っており、日々そのコロリとした愛らしい姿をシェアしている。

written by Scarlet / edited by parumo


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