大地震に火事、疫病…江戸時代の「災害復興マニュアル」とは (2/2ページ)

新刊JP

地震の被害は甚大だったが、江戸では対応も早期にシステム化していたため、日常への早期回復が図られていたのだ。

著者である三重大学副学長、教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授の藤田達生氏が専攻する歴史額は、過去の災害に関する基礎的データを提供している。そこで集積された災害関係資料群は、防災・減災のためだけでなく、その時代を知るための有効な素材となるという。

ここでとり上げた災害復旧がシステム化されていた江戸に対し、地方の諸藩はどのように対応していたのか。実は地方には地方の対処法が根付いていたようである。地震や病疫など、相次ぐ非常事態をどのように乗り越えてきたのか。天災が多い国である日本に暮らしていた「先輩」たちがどう災害に対処していたのか。令和の世から振り返ってみるのも味わい深い。

(T・N/新刊JP編集部)

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