花魁言葉は「ありんす」だけではない。現代でも使われている意外な言葉とは? (2/2ページ)
「お国訛り丸出し」は粋ではなかった?遊女と舞妓さんの言葉の共通点とは
また、遊郭は男性たちにとって現実からはなれた夢や幻想の世界。上品で優美な女性たちを求めてやってきた男性たちにとって、遊女がなまり丸出しの話し方をしてしまったら幻滅してしまうでしょう。
そのため、遊女たちの話し方を少しでも品のある、あでやかな言葉遣いにさせるため、徹底的に花魁言葉を教え込んだといいます。
現代にも残る「花魁言葉」って?「ありんす」などの強烈な語の印象から、「花魁言葉なんて今ではもうないんでしょ?」と思われるかもしれませんが、意外なところに残っているのです。
例えば、お寿司屋さんなどでよく聞く「あがり」。これはお茶のことを指しますが、遊郭でも最後に出すお茶のことを「あがり花」と言っていました。
また、「モテる」という言葉も、江戸吉原で「遊女から丁寧にもてなされる、もてなしを受ける」という意味で使われていたとか(諸説あるようです)。
いかがでしたか?花魁言葉というと、「もう使われていない古いものでしょ?」と思われがちですが、意外にも現代まで残っているのですね。この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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