テレワーク不調の原因に? 知らぬ間に目が疲れる室内環境 (2/2ページ)
もちろん、テレワークといっても仕事の内容はさまざまですから、「この明るさがいい」という定まった答えはありません。ただ、多くの人がパソコンを使って仕事をしていると考えると、注意すべきことが見えてきます。
厚労省が2019年に公表した「情報機器における労働衛生管理のためのガイドライン」によると、 「ディスプレイ画面上における照度は500ルクス、書類上及びキーボード上における照度は300ルクス以上」 が目安。さらに 「ディスプレイと書類及びキーボード面の明るさ」と「周辺の明るさ」はなるべく差が出ないように、 としています。
パソコン作業の大敵は眼精疲労、ということでディスプレイの明るさには気が回っても、「周辺の明るさ」はおろそかになりがち。明るすぎると目が疲れるからといってディスプレイの光を抑えても、部屋がそれよりもずっと暗かったり、過剰に明るすぎたりすると、目への負担が大きいのです。ここにインテリアの活躍の場があります。できるだけパソコン周辺と明るさを揃えることを意識してみましょう。
もう一つ、光について注意したいのが、照明との距離です。一般的に、照明との距離が近いほど目への刺激は強く、ストレスがかかります。だから、パソコンやスマホを見る時はできるだけ目を離すことを心がけている人は多いはず。
ここで盲点になるのが、リモート会議などで自分の表情をきれいに見せるための「リモートライト」です。顔から近づけて使うほど自分の顔がきれいに映るので、どうしても「近く、強く」という使い方になりがちですが、長時間使用すると頭痛が出たりすることも。
体への負担を考えるなら、
・40㎝以上離して
・昼光色ではなく中間色か電球色を
というポイントを意識してみましょう。
「画面映え」の点では物足りなく感じるかもしれませんが、机にタオルや画用紙など白っぽいものを敷いて「レフ効果」を作ることで明るさを補うことができます。
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ここでは「照明」に注目しましたが、本書ではテレワークが快適になり、仕事がはかどる空間づくりの秘訣が、机や椅子、観葉植物、室内の色などさまざまなテーマで解説されています。
自分の体質や体調、仕事内容に合った空間の作り方がきっと見つかるはず。心身ともに健康でパフォーマンスも高まる部屋づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)