大谷翔平にエンゼルス退団説が急浮上か 本人は勝てない日々に苦悩? 監督の“三刀流”構想も移籍への追い風か (1/2ページ)

リアルライブ

大谷翔平
大谷翔平

 エンゼルス・大谷翔平選手のオフは、「無い」も同然だ。

 米放送局FOXスポーツがレギュラー放送中の野球番組内でMVP争いに関する特集をオンエアした。主役は、大谷だった。

 「ポストシーズンマッチの真っ最中なのに、その勝敗よりも大谷を扱った記事の方が大きく報じられる日もあります」(米国人ライター)

 しかし、大谷に関する話題は、MVP争いだけではなかった。

 もう、“移籍問題”と言ってもいいだろう。9月26日のマリナーズ戦後、米記者団が投打で活躍してもチームの勝利につながらない状況を挙げ、「エンゼルスが好きか、残りたいと思っているのか?」と質問した。大谷はチーム愛を語った後、「それ以上に勝ちたいという気持ちの方が強いですし、プレイヤーとしては、それの方が正しいんじゃないかなと思っています」とも発言した。

 エンゼルス・大谷の「勝ちたい」発言に監督が激怒? 勝利でシーズン終えるも不満顔だったワケ

 後日、球団は「移籍希望説」を否定したが、米メディアは周辺取材を続けており、ここにきて、「やっぱり、移籍するのではないか?」の声が強まってきたのだ。

 エンゼルスと大谷は今年2月、2年総額850万ドル(約9億円)で契約している。フリーになるのは、2023年オフ。エンゼルスは契約満了となる前に延長交渉をまとめなければならない。

 「同じ西海岸のドジャースが強奪してしまうのではないかという声が強くなってきました。ドジャースは補強資金が豊富ですし、投打ともに選手層が厚いので、大谷は間違いなく、2ケタ勝利を挙げられます」(前出・同)

 ヤンキースが「エンゼルス指揮官のジョー・マドン監督とセットで引き抜く」なんて話も出ているそうだ。

 「東海岸の伝統チーム(ヤンキース、レッドソックスなど)はすぐに結果を求められます。西海岸の穏やかな雰囲気、自分のペースで野球をやることが許される環境が気に入って、エンゼルスを選択しました。ですが、投打で高い成績を挙げても、チームが優勝争いに加われないジレンマを抱いていると、米メディアは伝えています。

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