世界の福本豊 プロ野球“足攻爆談!”「大谷翔平を見習うべき選手たち」 (2/2ページ)
来年は外野も守るという話が出ているし、規格外の活躍で楽しませてほしい。
スケールの大きさでいえば、阪神の佐藤輝もとてつもない可能性を秘めている選手。10月5日のDeNA戦で60打席ぶりに安打を放ち、連続打席無安打のNPB野手ワースト記録がついにストップした。変化球を打ってのもので、ストレートにはまだ差し込まれる傾向が強いけど、これで本人も肩の力が抜けると思う。これだけ打てなくても使ってもらえるというのも、首脳陣が能力を認めているからこそ。
評論家ら、周りでいろいろ言う人もいるけど、僕はやっぱり使い続けないとアカン選手やと思う。大谷と一緒で、多くのファンは佐藤輝の打席を楽しみに球場に足を運んでいる。比べるのは申し訳ないけど、「バッター大山」のアナウンスよりも、「バッター佐藤輝」のほうが遥かに球場の盛り上がりが違うのを肌で感じる。フォームについてもコーチがあれこれ言うてくるかもしれんけど、規格外やし、教えられるレベルの選手やない。自分で壁を乗り越えて、プロ野球の歴史を塗り替えるような選手になってほしい。
福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コーチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。
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