抜歯は気合いでガマンして!江戸時代の歯科医・歯の治療はどんなものだったの? (2/2ページ)
歯科医療がまだ発達していなかった江戸時代、歯が痛い場合は歯を抜くしかありませんでした。当時、歯肉に刷り込む程度の痺れ薬はありましたが、本格的な麻酔はなかったため、とにかく歯を一瞬で抜く、ことが重要となりました。
そのため、居合いの達人や大道芸人などが歯を抜いていたこともあったそうです。とにかく、庶民は痛みをがまんして抜いてもらっていたのですね。
江戸時代の「入れ歯師」とは?江戸時代以前は、仏像を作る仏師が入れ歯を作成していたようですが、江戸時代になると専門の職業として誕生しました。個人のあごを採寸し、気を使って作る、オーダーメイド方式。材料の木はツゲが好まれたそうです。
また、彼らは副業として歯痛止めの薬も売っており、それには字やゴマ、明礬、乳香等が含まれていました。
入れ歯のはじまりは室町末期?徳川家康も使用した木製義歯とは。江戸時代の装着偉人も紹介 専門家に頼めないときは「歯抜き師」などの専門家に頼めないとき、庶民が頼ったのがおまじないや民間療法でした。また、「歯神」が祀られている神社やお寺に訪れたりしました。ちなみに、東京都文京区にある白山神社は、現在でも歯ブラシ供養が行われていますよ。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

