6年ぶりVのヤクルト、高津監督の個性的な打順編成に勝因アリ 解説者も脱帽した助っ人起用の“エッセンス”とは (2/2ページ)

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 どういう意味かと言えば、外国人選手は打撃力を買われて来日してきたのであって、彼らにもそのプライドがある。その常に打つ気満々の選手に「右方向への進塁打」「エンドラン」のサインは出せない。

 そんなチームバッティングができる“小技の日本人選手”を挟んで、外国人選手が自由に打てる打順が出来上がったのだ。

 「高津監督はノートを持ち歩いています。現役時代に書き留めたノートの写しだと聞いていますが」

 チーム関係者の証言だ。

 「野村ノート」の写しだろう。故・野村克也氏が指揮官だったころ、ヤクルトナインをミーティング漬けにしたのは有名な話。名将の教えを見直していたというよりも、自身の采配の是非をそのノートを見ながら、自問自答していたそうだ。

 昨季、そして、今季前半は勝利につながらない試合も多かった。それでもチームを大きく動かすことはしなかった。恩師の教えに救われた部分も大きいが、そこから、高津監督は「ブレない」という自分流を構築してみせた。「野村ノート」にプラスアルファを加えた、それが勝因である。(スポーツライター・飯山満)
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