【難読】“のち”じゃない?「乃ち」の正しい読み方 (1/2ページ)
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「乃ち」の読み方です。
“のち”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「乃ち」の読み方は?
「乃」は、綾乃(あやの)や乃木坂(のぎざか)のように、女性の名前や地名に使われているのを見ますよね。
“の”という読み方は馴染みがありますが、送り仮名の「ち」をつけて“のち”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“すなわち”と読みます。
■「乃ち」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「乃ち」の意味は以下のように解説されています。
すなわち〔すなはち〕【▽即ち/▽則ち/×乃ち】 [接] 1 前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。言いかえれば。つまり。「日本の首都―東京」
2 前に述べた事と次に述べる事とが、まったく同じであることを表す。とりもなおさず。まさしく。「生きることは―戦いである」
3 (「…ば」の形を受けて)前件の事実によって、後件の事実が自然に成り立つことを表す。その時は。そうすれば。「戦えば―勝つ」「信じれば―救われる」
[名] 1 (連体修飾語に続けて)その時。 「綱絶ゆる―に八島の鼎 (かなへ) の上に、のけざまに落ち給へり」〈竹取〉
2 むかし。あのころ。当時。 「若宮は、―より寝殿に通る渡殿におはしまさせて」〈栄花・楚王の夢〉
[副] 1 すぐに。たちまち。 「立て籠 (こ) めたる所の戸、―ただ開きに開きぬ」〈竹取〉
2 もう。すでに。