まさに「努力の結晶」だ 公認会計士志望者が建立した、天井スレスレの「教材タワー」に反響 (3/3ページ)
例えば、公認会計士試験にとっての最重要アイテムであるという電卓は、
「全てを統括する神のような存在になってもらうために、タワーの一番上に設置しました」

一方で、プラスチック製のファイル類は平積みにするとツルツルと滑って土台から崩壊してしまい、その点には苦労したという。
「積み上げる順番や向きを調整して試行錯誤しましたが、全て厚さが異なるため総重量100kgオーバーの重さには耐えられませんでした。そのため、ファイルは立てて円形に並べ、その上に足場となるテキストを薄く敷き詰めて対応しました」(QLクライシスさん)
総制作時間7時間のうち、試行錯誤に費やした時間はおよそ5時間。積み上げるまでには、多くの困難が立ちふさがっていたようだ。それだけに、完成直後は達成感で胸がいっぱいだったという。
その後、タワーは慎重に解体して、使った教材は部屋の隅においてあるそうだ。
不合格なら来年は「ツインタワー」を...QLクライシスさんは10日現在、8月に受験した公認会計士試験の一つである論文式試験(年に一度行われる記述式の試験)の結果を待っている。合格発表は11月19日だ。

「合格できていれば、部屋に置いてある大量の教材も無事に廃棄することができます。不合格であれば、2022年目標の教材たちがさらに増えるため、来年はツインタワーを作ることができるかもしれません」
とQLクライシスさん。それはそれで見てみたい気もするが、今回の試験で無事に合格できることを祈るばかりだ。
ツイッター上でも、QLクライシスさんの努力を讃える声や応援メッセージが多く寄せられている。こうした反響に対しては、
「最後まで諦めずに公認会計士試験に向き合った甲斐がありました。今回は僕の事例を紹介しましたが、本気で努力している公認会計士受験生はほぼ例外なくこれくらいの教材を使い倒しているはずです。皆さんの知人にも難関試験に挑戦する方がいたら、すぐに結果が出なくても本人は合格に向かって必死に闘っているはずなので、どうか暖かく見守って下さると幸いです」
とコメントしている。