生田斗真主演『土竜の唄FINAL』公開記念!三池崇史監督【人間力】インタビュー「宮藤官九郎の脚本は、自分をリセットさせてくれる」 (2/3ページ)

日刊大衆

■いまだにどうして彼がこの役を引き受けたのか謎

 まもなく公開される映画『土竜の唄 FINAL』もそうでした。たとえば今回、主人公・玲二の敵となる轟烈雄というのがかなり強烈なキャラクターとして描かれている。俳優本人にパワーがないと面白くないから、鈴木亮平さんがやってくれたら最高……と思ったんですが、どう考えても受けるはずがない。でも、「やる」って言うんですよ。

 いまだにどうして彼がこの役を引き受けたのか謎なんですが(笑)、主役が生田斗真だったというのも大きいかもしれません。二人のシーンは、お互いリスペクトし合っている気配がビンビン伝わってきて、期待以上に見ごたえのあるものになりました。

 こんなふうに、とにかく宮藤さんの脚本は「やっちゃえ!」という気持ちにさせてくれるんです。脚本を読んで「これどうすりゃいいの!?」と頭を抱えることが、楽しい。Vシネマの頃、脚本家が書きたいように書いて、それを監督が撮りたいように撮っていたことを思い起こさせてくれます。今の日本の映画界でそう思えることは少ないですね。

 最近、20年くらい前に撮った作品が、ヨーロッパなどで支持されているようです。そのせいか、海外の映画人が僕を呼んでくれる機会が多くなって、ここ数年は、半分以上が海外での仕事です。ハリウッドはもちろん、中国や韓国は、今でも夢をつかもうと映画を作っている。この作品が成功することによって、自分たちは昨日までと違うところへ行ける。そんな熱を、監督にもスタッフにも感じますね。

 近々、韓国でドラマを撮る予定です。

「生田斗真主演『土竜の唄FINAL』公開記念!三池崇史監督【人間力】インタビュー「宮藤官九郎の脚本は、自分をリセットさせてくれる」」のページです。デイリーニュースオンラインは、映画監督鈴木亮平三池崇史生田斗真宮藤官九郎カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る