「妊娠初期、つわりと仕事でクタクタの私。電車の優先席に座ったら、遊び帰りの老人に大声で叱られて...」(大阪府・40代女性) (2/3ページ)
顔を上げると、年配の男性が
「ここは優先席や」
と、大声で私を叱りました。「若い女性は座るな。自分に譲れ」と言いたかったのでしょう。
当時は妊娠初期で本当につらく、「妊娠中です」と答えるのがやっとでした。
隣にいた中年の男性が、そのおじいさんに席を譲りました。
まだお腹は大きくなかったので、外見からは、こんなにも体調が悪い不安定な時期とはわかっていただけないと思います。

しかし、若い女だというだけで、寝ているところを暴力で起こし説教する老人......。ご本人は個人的なレクリエーションの帰りのようだったので、遊ぶ元気はあるのでしょう。
しかも私の隣の中年の男性が優先席に座っている事実は無視し、私だけ叱るなんて。
こんなお年寄りが多い社会で、安心して子供を産み育てることに不安を覚えた体験でした。
「立っているのも辛い状況で...」――いずれも、一見、健康そうに見える若者が優先席に座っていることに、高齢者が腹を立てて起こったトラブルである。
しかしAさんもBさんも、体調不良や妊娠中という事情があったのだ。その話を聞こうともせず、初手で「本で殴る」「肩を強く叩く」なんて......彼女たちの恐怖や不快感は計り知れない。
一方で、中にはこんな経験をした女性もいる。
神奈川県在住・Cさん(仮名、50代女性)の場合
20代前半のころのことです。病弱な私はある日、帰宅ラッシュのバスに乗ることになりました。
立っているのも辛い状態だが、混んでいるのだから座れなくても仕方がない。そう思いながらバスに乗り込むと、優先席に座っていたおじいさんが、手招きして私に座るよう促しました。