「満員電車でウトウトし、床に座り込む幼い娘。そばで見ていた見知らぬ男性が、彼女を急に抱き上げて...」(三重県・40代女性) (2/3ページ)
そんなとき、キャリーケースを持ち、ドア付近に立っていた突然白髪混じりの男性が、いきなり娘を抱き上げたのです。
「駅に着くまでここに......」「駅に着くまでここに座ってなさい」
その人はそう言って、娘を自分のキャリーケースの上に座らせてくれました。
そして、電車の揺れでキャリーケースが動かないようにご自身の身体で支えながら、眠気を必死に耐えている息子にも寝てしまわないように
「どこに行ってきたの?」「学校ではどんなお勉強をしているの?」
とずっと話しかけてくれました。私にも「1人で連れて大変だね」と声をかけてくださいました。
1時間ほど経った頃、少し寝てスッキリしたのか娘が起きました。男性は、私たちが降りる1つ前の駅で降りていきました。

降りる際にお礼は言えましたが、言葉だけでは足りないくらいの感謝で目頭が熱くなりました。
その時だけでなく、その後の子供達にも本当に「紳士」という言葉がピッタリの男性でした。
息子が6年生になった今でも、電車に乗ると毎回あの時の男性への感謝の気持ちがよみがえり、困っている人を見かけると自然と恩返しのように手を貸せるようになりました。
それを見ていた子供達も困っている人を見つけるとすぐに席を譲るようになりました。
その時だけでなく、その後の子供達にも素敵な影響を与えて下さった紳士様。
本当にありがとうございました。
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