見過ごしがちな「過多月経」、血が止まりにくい病気かも!? (2/3ページ)
過多月経が疑われるなら、早めに婦人科を受診しよう
産婦人科医の尾西芳子先生によると、経血量の異常があっても、人と比べることができないため気づきにくいという。過多月経を見過ごすと、貧血を起こすリスクがあり、倦怠感や集中力低下、活動量の減少などを招き、仕事や勉強に影響を及ぼし、QOL(生活の質)を低下させていることも少なくない。
尾西先生が教えてくれた、過多月経を疑うポイントをいくつか紹介しよう。
① 生理で100円玉より大きい血の塊が出ることがある。
② 生理で多い日にはナプキンを2~3時間に1回の頻度で取り換える必要がある。
③ 生理が7日以上続く。
④ 夜用・多い日用ナプキンを3日以上使っていたことがある。
ひとつでも当てはまれば過多月経のおそれがある。
適切な治療を受ければ、経血量のコントロールもできるし、自覚がない貧血症状も改善できるので、早めに婦人科を受診したい。
月経は体が発するサイン。変化を見逃さないように自分自身の生理と向き合い、何かおかしいと感じたら見過ごさずに対処しよう。
■産婦人科医 尾西芳子先生 プロフィール
山口大学医学部卒。妊娠・出産から、婦人科がんの手術、不妊治療と広く学び現在は都内クリニックに勤務。「どんな小さな不調でも相談に来てほしい」と女性のすべての悩みに応えることのできる女性のかかりつけ医として活躍する傍ら、雑誌やTVなどでも医療情報を発信している。