【最愛考察】母が真実を握る? 大輝と梨央に立つ最悪のフラグ (2/3ページ)
■後藤の最愛、加瀬の最愛、梓の最愛
(c)TBS
後藤(及川光博)にとっての最愛は会社で、自分にはこれしかないという、半ば執着にも見える悲しい最愛でした。そして、加瀬(井浦新)の最愛は家族としての梨央の存在。家族を失った経験から、同じ苦しみを持つ梨央を支えたいという大きな包容力に満ち溢れた最愛でした。
では梨央の母、梓(薬師丸ひろ子)の最愛は何なのでしょうか?
梓は後藤の寄附金詐欺について、自分もその事実を知りながら、あれだけ会社に貢献してくれた後藤一人に全てを被せ、トカゲの尻尾切りのように終わらせようとしていました。本来であれば企業のトップでありながら事実を把握せずにいた梨央も、社長として責任を取るべき立場ですが、そこについては守ろうとしていました。
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また、梓が「家族同然の存在である」と紹介していたお抱え弁護士・加瀬に対しては不祥事が明らかになった時に「こういう時のために加瀬くんがいるのよ」と、まるで隠蔽のためのコマのような扱い。
身寄りのなかった加瀬を信頼し雇い続けてきたり、優の失踪時も実は裏で面倒を見ていたりと、表向きは深い慈愛に満ちた人物のように思われましたが、この事件の対応を見ていると実はそうではないのかもしれません。
梓にとっての最愛は「真田」で、いざとなった時に本当に守るのは真田の血を継ぎ、その苗字を持つ梨央や兄・政信(奥野瑛太)だけ。その真田一族の礎である真田ホールディングスをどんな手を使ってでも守る、というのが彼女のスタンスのように思えました。
朝宮達雄(光石研)との離婚も真田を選んだため、長男だけ引き取ったのも後継者のため、だったのかもしれません(結局梨央の方が優秀で、思わぬ形で後継者候補となりましたが……)。
■梓は全てを知っている説
達雄による渡辺殺人の死体遺棄の事実が発覚した際に、梓は「自分もその状況になったら、地位も立場も忘れて同じことをしていただろう」と語っていました。