世界初の「パックマン」型生体ロボット 癌やプラスチック汚染の解決の鍵となるか (2/3ページ)

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 現在、水中でのゼノボットの寿命は生分解されるまでのわずか数週間だが、科学者たちはゼノボットが革新的な利用法への道を開くことができると期待している。

 共同研究者であるバーモント大学のジョシュア・ボンガード教授は、次のように語る。
 「外傷、先天性欠損症、がん、老化などの問題を解決する再生医療を実現するためには、細胞の集合体に『自分がしたいことをさせる方法』が必要になります。しかし、どのような細胞群が構築されるのかを予測し、制御する方法を知らないため、現状では困難です。生体ロボットのゼノボットは、水の中の環境を多様な方法でナビゲートし、ダメージを受けても回復し、創発的な集団行動を示すことができることを示しています」

 研究チームによれば、ゼノボットは今後は臓器組織のような「大規模な解剖学的構造」にスケールアップされる予定とのこと。がんなどの治療や、河川や海のプラスチック汚染に対応できる可能性が検討されているそうだ。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
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