遊覧船のソナーがネッシーを見つけた!?ソナーに捉えられたネッシーの事例 (2/3ページ)

リアルライブ

1968年はイギリス・バーミンガム大学のD・ゴードン・タッカー教授がネス湖で現地調査を行い、民間のネッシー調査団体である「ネス湖現象調査局」に2500フィート以上、水中を探査できるソナーの試作品を提供したのだ。このソナーはアーカート湾のテンプル・ピアの水面下に設置され、湖の下層から上層へ、逆に上層から下層へと移動する6メートルほどの大きさの生物を追跡したものの、結局正体は特定できなかった。

 そして1987年10月、二十数隻のボートにソナーを搭載してネッシーを探し出すという大規模なネッシー調査「ディープスキャン作戦」が行われた。結果は木の切り株や湖に迷い込んだアザラシと思われる生物の影が捉えられたが、アーカート湾近くの水面下約182メートルところで正体不明の巨大な生物が検知され、追跡が行われた。ディープスキャン作戦で使用されたエコー探知機を持つLowrance Electronics社のダレル・ローレンス氏は、この時「魚よりも大きな何かがいて、もしかするとこれまでに検出されたことのない種がいるかもしれないが、私には分からない」と証言していた。

 果たしてネス湖には何が潜んでいるのだろうか。2020年の遊覧船のソナーが捉えていた生物について、ネッシーの専門家スティーブ・フェルサム氏は「イワナの群れや大きなウナギ、チョウザメの可能性も捨てきれない」としながらも、「リアルタイムで探知に成功した稀有な例」であると述べている。また、ソナーの専門家や海洋ロボット工学の第一人者も、今回の観測記録を興味深く見ているとのこと。リアルタイムでネッシーの観測ができる遊覧船は今後見逃せないツアーになりそうだ。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。

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