川の中から浮かびあがった巨大な女性の顔。その正体は?

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川の中から浮かびあがった巨大な女性の顔。その正体は?
川の中から浮かびあがった巨大な女性の顔。その正体は?

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image credit:rubenorozcoloza/Instagram

 今年9月、スペイン北部の海と繋がる潮の満ち引きがある河川に、巨大な女性の顔が出現し、多くの住民は驚かされた。上の画像からではわからないかもしれないが、この顔、3メートルくらいある。

 大きな目を見開き、まるで水の中に溺れ沈んでくような表情をしている女性。実はこれ、持続可能性に関する議論を促進するキャンペーンの一環として、メキシコのアーティストが作成したアート作品なのだ。

・巨大な女性の顔が川面に浮かぶ光景
 9月23日、スペイン北部バスク州ビスカヤ県の自治体ビルバオにあるネルビオン川に、突如巨大な女性の顔が浮かび、住民らはショックを受けた。

 潮の満ち引きと共に、その女性の顔はゆっくりと浮き沈みを繰り返す。

 目を大きく見開き、溺れているように見える女性の顔が浮かぶ川の光景はすごくシュールで不気味である。目にする人に様々な思いを抱かせたようだ。[画像を見る] ・持続可能性を促進するキャンペーンの一環
 この120kgもある巨大な女性の顔の彫刻作品を手掛けたのは、メキシコの芸術家、ルーベン・オロスコさんだ。

 今回、「持続可能性(地球の環境を壊さず、資源を節約し、未来の世代も平和で豊かに、ずっと生活し続けられること)」を促進するキャンペーンの一環として制作が行われた。[画像を見る]  バスク語で、「明日」を意味するビハール(Bihar)と題されたこの芸術作品は、持続可能性と気候変動についての人々の会話の誘発を目的としている。

 オロスコさんは「自分たちの生活がどのように維持できるかというのは、自分たちの行動にかかっている。それを知ってもらうための注意喚起としてこの作品を作成した」と述べている。

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Creepy Sculpture of Drowning Girl Appears in River・巨大な顔のインスタレーションに対する住民の反応は?
 ある住民は、このように話している。
最初見たときは、浮かび上がってくる巨大な女性の顔にストレスを感じ、気味悪く思っていましたが、徐々にこの奇妙なインスタレーションのメッセージ性を理解するようになりました。

今は、この作品は多くの悲しみを伝えていると私は感じています。
 また、別の住民はこの作品に「マリア」と名付けており、次のように語っている。
私は最初、この作品は悲劇的な過去の出来事の記念碑だと思っていました。でも、今はそうではないとわかりました。人々は、みなそれぞれこの作品に独自の意味を与えることができると思います。
 なお、オロスコさんは2年前にもスペインで公園のベンチに座っている孤独な女性の等身大像を作成し、高齢者の孤立した生活についての議論を引き起こしたことでも知られている。[画像を見る] written by Scarlet / edited by parumo


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