「クリぼっち」「ぼっち年末年始」はむしろ幸せ? 幸福学の第一人者が示す新たな考えとは? (2/2ページ)
① うけいれる
② ほめる
③ らくになる
①「うけいれる」(自己受容)
孤独に悩んでいる人は、独りぼっちである、友だちがいない、人に声をかけられないなど、マイナスだと思っているところばかりに目を向ける傾向があります。
それらをマイナスだと思い込むこと自体が「悪い心のクセ」だと気づき、苦しんできた自分をゆるしてあげることです。
②「ほめる」(自尊心)
ここでの「ほめる」は自分をほめるということです。
孤独による苦しみから抜け出せない人にとっての大きな問題は「自分には魅力がないから孤独なのだ」という誤った思い込み、悪い心のクセでしょう。周囲に人がいる、いないといったことは、必ずしも人間的魅力と正比例するものではありません。自分の魅力を再発見し、「ほめる」ことができれば、幸せがぐっと近づきます。
③「らくになる」(楽観性)
「まあいいか」と物事を深刻に捉えない考え方は、孤独に悩んでいる人にとって、もっともハードルが高い要素かもしれません。しかし、「うけいれる」で自分の良いところも悪いところも認め、「ほめる」で自分の良いところを伸ばす、という段階を踏んでくると、思っているほど高いものではなくなるでしょう。
書籍では、こうした考え方を身に付ける、独りでもできる24のレッスンも掲載されています。すべてをやる必要はなく、自分に合った出来るものから始めてもOKです。いずれも、今日からできる簡単なもので、三日坊主で終わらず、毎日コツコツ続ければいずれ、「幸せになれる」考え方が自然と身についていくとのことです。
そもそも、年末年始だからといって、人付き合いが得意でない人が無理をして誰かといる選択をする方が、苦痛になる可能性が高いのです。また、パーティなど様々な準備に、余計な時間と手間を使わなくてはいけないといったこともあり得ます。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言ったのは、著名な心理学者のアルフレッド・アドラーです。孤独を自ら選択すれば、わずらわしい他人から逃れ、誰にも気兼ねすることなく、自分の好きなことに没頭できます。それこそが「幸せな孤独」です。
(新刊J P編集部)
