目の不自由な馬、誰よりも飼い主のつるつる頭を愛する
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トルコ、イスタンブール郊外の農場に、私有の動物保護施設を作った動物好きの男性は、特別なケアが必要な動物を保護し、日々その世話を行っている。
施設には犬や猫、山羊や鳥、ロバなど多数の動物がいるが、特にレイハンという目の不自由な馬は、小さな時から世話をしていたこともあって、特別な絆を築いている。
レイハンは何を置いても、男性のつるつるの頭をすぐに感じ取ることができるようだ。毎日のように男性の頭をペロペロと舐めてその愛情を示す。男性もスキンヘッドに磨きがかかってきたようだ。
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Horse becomes obsessed with man's glorious bald head・メルトさんの頭が大好物の目の不自由な馬
トルコ、イスタンブール郊外に農場を持つメルト・アコックさんは、農場に私有の動物保護施設を作り、そこに野良犬や野良猫、山羊やロバ、鳥など、特別なお世話や愛情を必要とする多くの動物が暮らしている。
動物好きのメルトさんは、保護した動物たちをとてもかわいがり、大切に世話をしているが、中でも特別な絆を築いているのは、メス馬のレイハンだ。[画像を見る] レイハンは、メルトさんの農場の近くにある別の農場で生まれた。
母馬は、まだ小さいレイハンを残して別の都市へ売られて行った。その時、レイハンはまだ2か月半で、母馬の母乳を必要としていた。
さらにレイハンは、片目が盲目で、もう片方も2割程度しか見えていないという視覚障害を抱えていた。
そんな仔馬のことを聞いたメルトさんは、レイハンをすぐに引き取り、他の農場で仔馬を出産した母馬から乳をもらい、数か月間レイハンに与え、育てた。
メルトさんの農場に引き取られた当時、レイハンは大型犬程度のサイズだったが、メルトさんの献身的な愛情ある世話を受けると、すくすく元気に育って行ったという。[画像を見る] やがてレイハンは、メルトさんを特別な存在と認識し始めた。
レイハンは、私のことを、父親のように…いや、母親のように思ってくれているのかもしれません。メルトさんによると、レイハンは目が見えなくてもメルトさんの存在をはっきりと認識できるという。特にメルトさんのつるつるの頭が大好きだ。
動物たちの世話を続けていくうちに、私は人間と同じように動物も感じる心や表現できる方法を持っていると思うようになりました。
馬を世話してわかったのは、最初彼らは人間の子供のように内気だということです。でも時間をかけて接していけば、互いに理解できるようになり、絆が生まれて行きます。
メルトさんの存在に気が付くと、真っ先にその頭をペロペロと幸せそうに、思う存分舐め回すという。[画像を見る]
レイハンは、私が世話をしている他の動物たちのこともちゃんと認識しています。きっと、匂いや感覚でわかるのでしょう。まるで子犬のようにメルトさんにじゃれつくレイハン。メルトさんは、そんなレイハンが愛おしくて仕方がないようだ。[画像を見る]
レイハンは、隣の農場にいる白い馬やロバとも親友なんです。自分を犬だと思うこともあるのか、時に犬のように走り回ったりしています。目が見えなくても、農場の敷地内では元気いっぱいに遊んでいますよ。[画像を見る] なお、メルトさんと動物たちの日々の触れ合いは、インスタグラムアカウント『mertakkoek』からも閲覧できる。
レイハンは盲目ですが、非常にピュアな愛情を日々注いでくれます。あ・うんの呼吸でわかりあっているという感じです。テレパシーで繋がり合っていると言っていいでしょう。
大好きなレイハンのことを、最後までずっと世話していくつもりです。
written by Scarlet / edited by parumo
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