1月16日(日)放送、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第2回あらすじを予習

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1月16日(日)放送、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第2回あらすじを予習

初回放送は視聴率17.3%と好調な滑り出しのNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。三谷幸喜の脚本と主演の小栗旬(役:北条義時)はじめ演者たちの好演が評判となっています。

さて、前回は女装した源頼朝(演:大泉洋)と共に伊東祐親(演:浅野和之)の包囲を突破、新たな時代を切り拓くべく駆け出したのでした……。

※前回のあらすじ&振り返りはこちら!

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「鎌倉殿の13人」コメディとシリアスの調和。初回放送の振り返りと次回のポイント

それでは第2回「佐殿の腹」あらすじを予習していきましょう。

「東国の不始末は東国の者に……」

時は安元元年(1175年)、福原・大和田泊にいた平清盛(演:松平健)は、息子の平宗盛(演:小泉孝太郎)より頼朝公の騒動について報告を受け、「東国の不始末は東国の者に始末させよ」と命じつつ、かつての好敵手・源義朝(頼朝公の亡父)に思いを馳せます。

敗走する義朝たち。『平治物語絵巻』より

一方そのころ、伊豆国の北条屋敷では伊東祐親と北条時政(演:坂東彌十郎)と北条宗時(演:片岡愛之助)らのにらみ合いが続く中、相模国から大豪族・大庭景親(演:國村隼)が大軍を率いて仲裁にやって来ました。

協議の結果、頼朝公の身柄は今後北条家の預かりとし、八重姫(演:新垣結衣)とは一切縁を切らせる旨の起請文を書かせることで手打ちに。

伊東祐親としては納得しかねる内容ながら、大庭景親は伊東以上の勢力を有しており、ここで逆らうのは得策ではありません。

伊東と北条の双方矛を納め、伊東屋敷への還り道中、頼朝公から密命を受けた工藤祐経(演:坪倉由幸)が所領と妻を奪われた怨みを晴らすべく伊東祐親を襲撃。

しかし息子の河津祐泰(演:山口祥行)と伊東祐清(演:竹財輝之助)がこれを撃退、任務に失敗した工藤祐経は逃走しますが、伊東祐親はこれを捨て置くことにしました。

先が思いやられる……頭を抱える義時

さて、包囲を脱出した義時と頼朝公の二人は富士の裾野まで逃げて来て、そこで狩りに来ていた頼朝公の乳兄弟・山内首藤経俊(演:山口馬木也)と出逢います。

頼朝公が現状を説明すると

「源氏への恩を忘れていない者や平家への恨みを持つ者は坂東にも多く、誰もが頼朝の挙兵を心待ちにしている(82ページ)」

などと持ち上げました。

そんな言葉に気をよくしたのか、ほとぼりも冷めたと思ったのか、経俊と別れた二人が北条屋敷に戻って来ると、頼朝公の北条家預かりが決まっていたという次第。

最初は「食べ物の好き嫌いなど言える立場ではない」などと神妙なことを言っていた頼朝公でしたが、いざ食事の前になると安達盛長(演:野添義弘)を通じて、やれ魚の小骨は取り除けだの、貝類は殻がめんどくさいから嫌いだなどと注文をつけてくるタヌキぶり。

「また佐殿からの注文かよ」厨房からは不満の声も?(イメージ)

前回の滞在ですっかり「ぞっこん」になっていた姉の北条政子(演:小池栄子)が頼朝公の毒牙にかからぬよう父・時政に進言した義時でしたが、京都から新妻“りく(演:宮沢りえ)”を迎える準備で有頂天な父の耳には入りません。

先が思いやられる義時の元へ三浦義村(演:山本耕史)がやって来て、北条家の危機を救うべく大庭に仲裁を求めたのは自分だと恩に着せるが、正直なところ気の重い義時でした。

「今さらあってもどうにもならぬ」

その頃、伊東屋敷では帰宅した伊東祐親が娘の八重姫に対して北条と手打ちになった件を伝え、頼朝公と絶縁させること、そして近く他家へ嫁がせることを伝えます。

せめて千鶴丸に会わせて欲しいと懇願する八重姫でしたが、もう出家させた(本当は殺したが、事実は伏せた模様)と一蹴されてしまいました。

3日後、時政が新妻を迎えに富士川まで出向いて不在の間、伊東祐清が北条屋敷にやって来て、八重姫について相談を持ちかけます。

八重姫は伊東家郎党の江間次郎(演:芹澤興人)に嫁ぐこととなり、最後に一目頼朝公に逢いたいとの願いを叶えてやりたいとのこと。

宗時は武蔵国の比企能員(演:佐藤二朗)の館で逢えばバレなかろうと提案し、祐清は八重姫を、義時は頼朝公を連れて比企屋敷で落ち合うこととします。

そのことを頼朝公へ伝えるため離れへ行くと、政子が頼朝公に食事を勧めており、嫌いな魚介類にブツクサと文句を言われても笑顔を絶やさず応対していたところを追い払い、義時は頼朝公に密会の計画を伝えました。

「ご注文どおり、小骨は取り除いておきました。脂も乗っていて、美味しいですよ」

しかし、頼朝公に「今さらあってもどうにもならない」と八重姫との密会を拒絶し、加えて

「わしは、兵なぞ挙げん。決めた。戦は苦手じゃ。この地で、ゆっくりと過ごすことにした。(84ページ)」

挙兵しない旨を宗時にも伝えるように命じられたところに加え、政子が頼朝公に三島明神の参拝に誘われたと知って義時は頭を抱えるのでした。

「出てって下さい」義時に迫られ、頼朝公は……

頼朝公を連れてくることができず、一人気まずく比企屋敷へ向かった義時は、その道中で伊豆権守・堤信遠(演:吉見一豊)の一行と出くわし、因縁をつけられた挙げ句に土下座まで強要されます。

そんな事とは知らず頼朝公はいい気なもので、政子との逢瀬を楽しみつつ、平治の乱で父や兄たちを亡くし、母や弟たちと生き別れになってしまった悲しい身の上を語って聞かせ、政子を口説き落とすのでした。

逢瀬を楽しむ頼朝公と政子。将来の大志を語り合ったのでしょうか(イメージ)

場面は戻ってボロボロにされながらも比企屋敷へたどり着いた義時が、頼朝公は来ないことを伝えると、家主の比企能員らが(平家に睨まれずに済んだと)内心ホッとしているのを見抜いた頼朝公の乳母にして流人生活における最大のスポンサーであった比企尼(演:草笛光子)はこれからも頼朝公を支援し続ける旨を宣言、釘を刺します。

比企屋敷で八重姫と再会した義時は、彼女を少しでも傷つけまいと優しい嘘を並べたもののアッサリ見破られ、前回に引き続きまたしても責められてしまいました。

ボロボロになってまで遠路やって来てこれか……落ち込む義時をねぎらう宗時に対して頼朝公から挙兵の意思がないことを伝えるも、宗時は「まだ北条を信じ切ってくれていないからだ」と取り合ってくれません。

夜、すっかり遅くなって義時と宗時が北条屋敷へ戻ると、父・時政が「せっかく新妻を連れて来たのに、誰も出迎えないとは……」とお怒りのご様子。

そんな事より、政子と頼朝公が連れ立って湯河原の土肥実平(演:阿南健治)の館へ行ったと聞き、心配になった義時は再び駆け出しました。忙しいですね。

翌朝、土肥屋敷へたどり着いた義時は頼朝と対面しますが、政子がいません。何でも一人で伊東屋敷へ向かったとのこと、恐らく頼朝公をめぐって八重姫と対決するつもりなのでしょう。

さんざん振り回されてうんざりしたのか、義時は頼朝公に対して出て行くよう声を荒げます。すると、頼朝公はしばし考えてからその胸中を明かしました。

お前はわしの頼りになる“弟”じゃ……挙兵への覚悟を固める義時

かつて十数年前、平治の乱に敗れて伊豆国へ流された時、頼朝公には安達盛長のように身辺の世話をしてくれる者や、比企尼のように支援してくれる者はいても、いざ事を起こすに際して有力な後ろ盾がいませんでした。

大望を果たすべく、伊東一族を利用せんと八重姫に近づいたもののアテが外れ、そこへ北条家が現れたのです。

(現れたと言うか、アンタが勝手に転がりこんで来たんだろうが、そもそも一応なりとも世話になってきた伊東家の娘に夜這いさえかけなければ、もう少しマシな扱いだったのでは……と思う視聴者は少なからずいそうですが、義時は我慢して話を聴きます)

平家政権打倒の悲願を成就せしむるために失敗は許されず、政子の婿として北条家の後ろ盾を得るべく接近していたのだ……とのこと。

必ずや、源氏の白旗を……(イメージ)

頼朝 お前だけには話しておく。いずれ、わしは挙兵する。都に攻めのぼり、憎き清盛の首を取り、この世を正す。(85ページ)

やっぱり挙兵する気だったようで、更には朝廷を扶翼してこの日本国をあるべき姿に戻すと壮大な決意を語り、そのためには政子と北条家が必要なのだと告白しました。

(いや、カッコよく言ってはいますが、大志はともかくとして、その内容はかなりゲスいのでは……と思う視聴者は少なからずいそうですが、それでも義時は話に聴き入ります)

そしてトドメとばかり「兄にも話すな」と念押ししてから、

頼朝 小四郎。お前はわしの頼りになる“弟”じゃ。(85ページ)

源氏の棟梁に「わしの頼りになる“弟”」なんて言われたら、男であってもメロメロ……頼朝公の人誑し(たらし)スキルがここでも遺憾なく発揮されました。

かくして義時は頼朝公に惚れ込み、心からその挙兵につき従う覚悟を固めたのでした……とは言っても、その挙兵まであと5年弱、大河ドラマ的にはあと1回あるのですが、今暫しお待ち下さい。

※参考文献:

『NHK2022年大河ドラマ 鎌倉殿の13人 完全読本』産経新聞出版、2022年1月 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

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