崖っぷちの短い滑走路。世界一危険な空港への着陸映像 (1/2ページ)
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世界で最も危険な空港として知られているネパールのテンジン・ヒラリー空港は、標高2845メートルのヒマラヤ山脈の崖っぷちに位置する。
たった1本の527メートルしかない傾斜のある滑走路で、しかも非常に変わりやすい天候の為、空港の離着陸は非常に高度な操縦技術が求められる。
その為、滑走路を外れて事故をおこす航空機が続出しているのだが、まずはその着陸映像を見ていこう。
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Himalaya: "Lukla" World's Most Dangerous Airport・世界一危険なテンジン・ヒラリー空港への着陸
テンジン・ヒラリー空港は、ネパール、ソルクンブ郡のクンブ地方のルクラにある世界一危険な空港だ。
映像からはわからないかもしれないが、この場所は標高2845メートルで、滑走路から崖下までの落差は約700メートルもある。
ちょっとでも操縦を間違えば転落待ったなしだ。更に527メートルしかない傾斜した滑走路の両脇には家も建っている。
動画のパイロットは無事着陸することに成功したようだ。
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山の天気は変わりやすく、強風や雲で阻まれることも多い。こんなに困難が待ち受けている空港だが、エベレストのネパール側登山口として利用されるために空港の需要は高い。
非常に高度な操縦技術が要求されるため、ネパール民間航空局はパイロットに対し、厳しい基準を設けている。