スーパーコンピューターによって発見された13万種の新しいRNAウイルス。9種のコロナウイルスも含まれていた (2/3ページ)
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image credit:Serratus Project
・ウイルス学は新しい時代へ
まだまだ膨大な数の未知のウイルスが存在するという事実は、驚異でも脅威でもある。
研究の中心人物アーテム・ババイアン博士(ブリティッシュ・コロンビア大学)によると、ウイルス学は新しい時代に突入しているのだという。
自然界に存在するウイルスの遺伝的・空間的多様性、多種多様な動物がこうしたウイルスとどう関わっているのか、こうしたことの理解について新しい時代に突入していますババイアン博士は、こうした研究は、ウイルスの不意打ちを防ぎ、今のような大流行を2度と起こさないようにすることが最終的な目的であると説明する。
たとえば、誰かが原因不明の熱を出したとする。そんなとき、その患者の血液データを既知のウイルスの膨大なデータベースに紹介する。
するとわずか数分で、たとえば2012年にサブサハラアフリカのラクダから検出されたウイルスが原因と特定される。今後はこうしたことができるようになると考えられるのだ。
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・2000年かかる解析が11日で
今回の解析に費やされたCPU時間は、じつに2000年分にも相当する。これは従来のスーパーコンピューターならば1年の解析期間と膨大なコストがかかる大変な作業なのだが、今回のクラウドコンピューティングは、たった11日間と270万円程度で実行してしまった。