カルト洗脳を描く映画『わたしの魔境』オウム真理教事件死刑囚の支援者 平野住職の取材映像を一部公開 (2/4ページ)
本作では、架空のカルト教団の問題を描きつつ、実際のオウム真理教事件でも問題になった、出家による親子の絶縁、教団内部での殺人、外部社会に対するテロ行為などを元に、舞台を現代に置き換えて映像化する。
今なおオウム後継団体があり、被爆被害者もいる中、オウム真理教事件を知らない世代に対して、忘れてはならない現在進行形の問題として本作は描いている。
本作では、犯罪加害・オウム真理教事件を許さないという立場を明確にしつつ、列車内での傷害事件などが繰り返される現代において、気付かない間に犯罪加害に加担する人が増えないようにと願いが込められている。
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現在クラウドファンディング開始3週間で、73万円を超える支援が集まっている。
主演は本作が映画初主演の元NMB48の近藤里奈(2021年『かば』出演)。
それに加え、『地獄でなぜ悪い』『ヒミズ』『愛のむきだし』等園子温監督作品の常連俳優である山中アラタ、『窮鼠はチーズの夢を見る』『ジムノペディに乱れる』等出演の小原徳子、『屋根裏の散歩者』『風に濡れた女』等出演の桝田幸希ら実力派が多数脇を固める。監督は、医療業界から映像業界に転身し、『幸福な囚人』(19)で商業デビューを果たし、人間心理の二面性を描いた天野友二朗。
取材パートでは、麻原信仰からの脱却を公言する元オウム真理教幹部の上祐史浩が代表を務める団体「ひかりの輪」を取材。彼らの証言に対し、「カルト被害のない社会を願う会」代表の平野喜之住職、オウム後継団体に3か月潜入したルポライターの村田らむ氏らの証言を基に、その実態を多角的に検証する。