メカマニア必見!幾何学的な機構が美しい万力(まんりき)のずっと見てられる動画
[画像を見る]
2つの口金で物をはさんで固定できる万力(まんりき)はDIYにも便利なツールだが、こんなにメカニカルなものがあるとは知らなかったよもう。
アメリカの金属彫刻家が披露した珍しい構造の万力。これ実はアンティークの万力をベースに作ったものだという。
口金のフラクタル(幾何学的)めいた機構がカクカクっと動いて、スパナやハサミも気持ちいいくらいにフィット。ちょっとそこらじゃ見かけないメカメカしい構造は、マニアにはたまらない一品だ。
[動画を見る]
Morphing Fractal Engraving Vise Jaws・いろんな形にフィット!ユニークなフラクタル機構の万力
こちらのツールはアメリカのネブラスカ州を拠点にする金属彫刻家、スティーブ・リンゼイさんが手がけたもの。
モーフィング フラクタル ジョーズ(Morphing fractal jaws)と命名されたこの万力は、さまざまな形状にしっかりフィットする。ちなみにジョーズ(jaws)とは人喰いザメのほうじゃなく万力を意味する。
一般的な万力の口金(挟む部分)は直線的だが、こっちのは相似形の半円を組み合わせたような可動型。
[画像を見る]
なのでものの形にぴったり沿わせて固定できるのだ。
[画像を見る]
変わった形もハサミのような非対称形もちゃんとはさめる。
こんな万力あるなんて知らなかったよ。
[画像を見る]
・ベースはアンティークの万力。フラクタルな口金を現代的に
ナイフや金属ジュエリーに緻密な彫刻を施すリンゼイさんにとって万力は必需品だ。そんな彼がある日ふと目を留めたのが、のちにベースとなったアンティークの万力だった。
以来フラクタルな口金にすっかりはまり、より現代的で使いやすい万力を開発したとのこと。
【参考】以下はHand Tool Rescueより。カナダで道具修理を請け負うYouTuberのフラクタルな口金の万力修復作業。・メカ愛好家も思わずコメント。とにかくたまらん!との声も
この万力はニューヨークの工具メーカーMantle & Co.が1920年に製造したものらしい。つまり100年も前の古物だ。この修復では3Dモデルを使って足りない部品を複製して復元作業を行い、実際に使えることも確認したそうだ。
[動画を見る]
Rare Antique Fractal Vise
リンゼイさんの万力はすぐさまネットを席巻し、メカメカしいものすべてを好むRedditユーザーも思わずコメント。
[動画を見る]
この万力に関する海外の反応は...
・やたらクールなデバイスだ。ちょっと前までフラクタルな万力のことなんて聞いたこともなかったよ。これっていきなり話題になったものなの?・彫刻専用で数種類。新製品につき定価も販売もまだ未定
・その少し前に昔の万力の復元動画が上がってたしな。
・すげえかっこいい。みんな復元の動画も見てる?
・なんかの魔法かと…
・この口金って普通のみたいに直線に直すの難しそう。棒とかはさんだらもどるのかな?
・彫金用だから毎回ピシッと整列させる必要もない。そもそもそんな設計してなさそう。
・用途からしてニッチだから実用性はあんまりないかも。
・こういうのたまらん!
・俺はこの万力と生きていきたい。
・普通に買いたいわ。
・見てるだけでうっとりするやつ…
上のコメントにもあるように、モデルにしたアンティークの万力はフライス盤用だったが、リンゼイさんのモーフィング フラクタル ジョーズは彫刻専用だという。そして種類もいくつかあるそうだ。
[画像を見る]
image credit:fractalvise
ただ新製品のため、定価も販売も未定だそう。興味がある人は公式サイトfractalviseのMorphingFractalをチェックだ。
References:neatorama / thisiscolossal / fractalviseなど /written by D/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』