【新旧飲み比べ】初のフルリニューアル『アサヒスーパードライ』はどう変わった?

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【新旧飲み比べ】初のフルリニューアル『アサヒスーパードライ』はどう変わった?

アサヒビールの主力ブランド『アサヒスーパードライ』が1987年の発売以来36年目にして初のフルリニューアル! 特長である辛口や、シルバーのパッケージに磨きをかけて新登場。その味は? パッケージは? ビール大好き記者が、見て飲んで比べてみた。


■“辛口”と“シルバーパッケージ”の価値を向上
アサヒビール(東京都)『アサヒスーパードライ』(350m缶・販売価格 税込226円前後・2022年2月中旬以降製造分から順次切り替え)は、キレのある辛口が人気のロングセラービール。1987年の発売以来36年目で初めて、中味・パッケージ・コミュニケーションを同時にフルリニューアル。

“辛口”のコンセプトと、“キレのよさ”はそのまま維持。煮沸の終了直前にホップを投入するレイトホッピング製法で“ほのかなホップの香り”と、酵母の働きを調整し“発酵由来のビールらしい香り”によって“飲みごたえ”を向上させているのだとか。

ちなみに今回のフルリニューアルに合わせ、ロックバンド・ONE OK ROCKの楽曲をアルコール類のTVCMで初めて起用し「新スーパードライ、始まる」篇を3月1日から全国で放映中。期待が高まるシンプルなCMだ。

特徴のシルバーパッケージを比べると「SUPER“DRY”」のロゴが大きくなり、黒枠の代わりにつや消しに。すっきりとして、わかりやすくなった。
新パッケージは赤字の「辛口カーブ」が目印!
さらに新パッケージの裏面には、赤字の「SUPER“DRY”」と、味の特長を視覚的に分かりやすく描いた“辛口カーブ”入り。飲んだ瞬間の「飲みごたえ」と瞬時に感じる「キレのよさ」がグラフで表現されていて、TVCM「新スーパードライ、辛口カーブ」篇も、3月14日から全国で放映中だ。

■リニューアル前の『アサヒスーパードライ』は、王道の苦味とキレの良いクリアな喉越し

原材料や栄養成分には変化がなく、味の違いが気になるところ。まずはリニューアル前の『アサヒスーパードライ』。

注ぐ泡はクリーミーでキメ細かい。ビールらしい琥珀色で、ホップの香りも軽くクセがない。

一口目からガツンとした苦味とキレ。酸味がほとんどなく、貫いた辛口が好ましい。ビールらしい安定のおいしさだ。

■リニューアルした『アサヒスーパードライ』を飲んでみた

次にリニューアル後。クセのないホップの香りがやや強めに感じられる。

ひと口目はコクと苦味が増した印象だが、クリアな喉越し。冷えている状態では、スッキリとして飲みやすくなったような気がする。

飲み進めると、リニューアル後の方が舌に苦味がガツンとくるのに後キレが良い。後から抜けるホップの香りが余韻のように残る。

さらにおつまみありきで比べてみると…。リニューアル後はやや苦味が濃いがクリアなので食事のお供にもハマる。刺身など淡白なものは苦味やコクで味わい深く、揚げ物などのこってりはスキッと流してくれる。

劇的に味の方向転換をしていないので、もともとのファンも満足する仕上がりだ。よりキレが良くビールの王道をさらに突き進んだ感じだ。男性ファンが多いイメージの『アサヒスーパードライ』だが、クリアな喉越しの良さは、女性にもおすすめしたい。

全国のスーパー・コンビニ・ドラッグストアなどで販売中。

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