説明が苦手な人が陥っているたった一つのワナ (2/2ページ)
■一生懸命説明しても通じない理由
説明する相手は、上司や部下、同僚、得意先など、様々なケースがあり得ます。親や子ども、結婚相手や恋人かもしれません。目的も、報告、相談、連絡だけでなく、営業やプレゼン、勧誘、セールス、許可や承認、許しを得ることなどが考えられます。
「相手」と「目的」を組み合わせることで、おのずと正解に近い説明の方向性やヒントが得られます。
説明は、分かりやすいだけでは不十分。特にビジネスシーンでは相手の許可や承認を必要とするケースが多いでしょう。その場合は、目的を達成するために「相手が何を求めている」のかを知り、その相手を納得させるための材料と話の順番を都度考える必要があります。「相手」×「目的」は、説明力を上げていく基本的な公式です。 逆に言えば、相手が求めていない内容を説明することには意味がありません。
これは大切なポイントで「自分なりに一生懸命説明しているつもりなのに、相手に評価されない」というつらい思いをしている多くの人が陥っているワナなのです。
なぜワナかというと、相手が求めていない説明であっても、説明の内容としては「合っている」可能性があるからです。たとえそれが内容的には正しくても、相手の目的を無視した自分ファーストの説明であれば逆効果。「今、そんなこと聞いてないよ!」と怒られたり、説明自体は正しい内容のはずなのに、かえって自分の評価を落とすという皮肉な結果になりかねません。
説明が上手くなるためには、こうした基本的な心構えをふまえたうえで、ちょっとした説明のコツを身につけると、驚くほど上達するとぺそさんは語ります。
『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』には、ぺそさんが実際にビジネスの現場で試して、「使える」と分かった31の説明のコツが掲載されています。べそさん自身がYouTubeで本書を解説する動画を公開しており、本書を読む際の助けになるはず。説明下手で悩む方は、いつもそばに置いておきたい一冊です。
(新刊JP編集部)
●ハック大学 ぺそさんによる本解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=K2QrwlxunNQ&t=81s