なんと2000年も咲き続ける桜!「山高神代桜」(山梨県北杜市)が今年も元気に満開を迎えた (2/4ページ)

Japaaan

それほどこの桜は想像を絶するほどの長寿を保っている銘木であるのです。

 重厚ともいえるような重たげな花々がエドヒガンの特徴。(写真:T.TAKANO)

山高神代桜の最盛期は、幕末から明治初期と考えられています。神代桜を写した最古の写真として1907(明治40)年のものが残されています。最盛期を過ぎたとはいえ、エドヒガンらしく威風堂々たるものでした。そして、1922(大正11)年、神代桜は桜として初めて国指定の天然記念物となりました。

しかし、戦後まもなくの1948(昭和23)年、神代桜は「3年以内に死滅する」という宣告を受けたのです。

そこから樹勢が急速に衰えてきた神代桜の再生のドラマが始まります。2001(平成13)年まで神代桜の生命を守るため50年近くの歳月をかけ、詳細な調査が行われました。

そして、神代桜の衰弱は根圏における環境の急変や悪化が最も大きく影響していることが判明しました。2002(平成14)年から4年間かけて、神代桜への影響を考慮しながら、細心の注意を払いながら、土壌の大規模な入れ替えを行う土壌改良工事が実施されたのです。

土壌改良工事は、神代桜の樹勢回復に功を奏しました。2004(平成16年)年には、新枝が今までの倍の早さで伸び、葉の枚数も増えました。そして、一番懸念されていた根も回復をみせ、その量も目に見えて増えるなどの樹勢回復が認められたのです。

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