４月７日放送の『櫻井・有吉ＴＨＥ夜会』（ＴＢＳ系）に女優の多部未華子（３３）が出演。多部は同局で４月１０日から放送スタートの日曜ドラマ『マイファミリー』で、嵐の二宮和也（３８）と共演するのだが、この日はＭＣの櫻井翔（４０）を相手にトークを展開。そこで、ある人物の名前が出てこなかったことが疑惑を呼んでいる。

　多部は「芸能界の友人」についての話題になった際に「あまりいなくって……逆にみんなどうやって作っているんだろう」と発言したほか、１７年に櫻井翔（４０）主演ドラマ『先に生まれただけの僕』（日本テレビ系）で共演した蒼井優（３６）とは打ち解けて「ごはん食べに行く仲になって……最近も行きました」とコメント。

　ちなみに、２月１３日の『なりゆき街道旅』（フジテレビ系）でも、同じく「業界の友達は？」といいう質問が出た際も多部は「蒼井優ちゃんと綾瀬はるかちゃんは年一くらいに行きます」と、０８年に『鹿男あをによし』（フジテレビ系）で共演した綾瀬の名前を出していたのだが、ファンにとっては当然出ると思われていた、あの大物女優の名前が出なかったのだ。

「新垣結衣さん（３３）です。実はガッキーは多部さんと高校の同級生。同じ東京の高校に通っていて、３年間ずっと一緒にお弁当を食べたり、卒業旅行で鎌倉に遊びに行く仲だったと、新垣さんは０８年の『堂本剛の正直しんどい』（テレビ朝日系）で明かしています。

　当時は、共演する機会がなかったこともあり、ガッキーは多部さんを“芸能人”ではなく“クラスメイト”として認識していて、ふと“そういえば未華子も芸能人じゃん！”と思っていたといいます。それだけ身近な存在だったということですね。だから、今回も多部からガッキーの名前が出るものと思っていたんですが……」（女性誌記者）

　２人が主役級の大物女優になったこともあり、残念ながらドラマや映画で共演したことはない。

　もっとも、０７年１１月の『はなまるマーケット』（ＴＢＳ系）のコーナー『はなまるカフェ』に出演した際には、新垣が一人暮らしをしている部屋に多部が遊びに来たことを話していることから、女優となったあとも交流は続いている、と考えるファンは多かった。

■考えられえる３つの可能性

　２０年６月３０日には、翌週から多部の主演ドラマ『私の家政夫ナギサさん』（ＴＢＳ系）が開始するのに先駆けて、同枠で『ムズキュン特別編』と題して再放送していた新垣主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』（ＴＢＳ系）のエンディングで多部が「恋ダンス」を披露し、その際にファンの間で大いに盛り上がったのは記憶に新しい。

「それだけに、今回名前が出てこなかったのは意外でしたね。２人とも売れっ子だし、“単に会う機会が減って疎遠になりがち”という可能性や、そもそも付き合いが古すぎて、以前のガッキーのように“芸能人の友人”として認識していない、ということも考えられます。

　大人の事情の可能性としては、 “双方の事務所がキャラ被りや同級生であることからクレジットの順序でもめる可能性が高く共演ＮＧにしている”と２０年９月に『日刊ゲンダイＤＩＧＩＴＡＬ』が報じていますから、それを気にして名前を出すのを配慮した可能性もありますね……」（前出の女性誌記者）

　いつか「同級生コンビが奇跡の初共演！」という日が来ることを期待したいが……。