「現在だったら放送NG」?『オールナイトニッポン』55周年…タモリ・ビートたけしが見せた舞台裏 (2/3ページ)
「NHKのニュースの音声をつなぎ合わせて、一つの適当なニュースにする『NHKつぎはぎニュース』というコーナーを、堂々と放送していました。いかにも怒られそうですが、やはりNHKに知られて、コーナーは打ち切りとなっています」(前同)
打ち切りが決まって、タモリは番組で「NHKに迷惑かけたか!?」と毒づいたという。今や『ブラタモリ』でNHKの顔になっている人物とは思えない過去だ。
■タモリだけじゃない!ビートたけしの残した逸話
さらには、当時の電電公社を怒らせたこともある。電話番号案内の104に電話をかけ、係の女性に“名前を教えて”と迫ったのだ。
「当然、相手は“私語を交わしてはいけないことになっております”と返しますが、タモリさんは、のらりくらりと会話を続けた。すると、女性は相手がタモリさんだと気づき、名前を明かしたんです。しかも、仕事のグチなんかもしゃべり始めて、番組は大いに盛り上がりました」(同)
これをたまたま電電公社の幹部が聴いており、後に大問題に発展している。
そしてタモリに遅れて4年3か月、81年1月から9年間、木曜深夜に君臨したのがビートたけし(75)だ。
「殺人事件や逮捕された芸能人をネタにしたりと、今ではありえない内容が多かったですよね。それに、たけしさんは毎週、“お姉ちゃん”の話……つまり不倫の話を堂々としていた。“芸人って、いいなあ”と思いましたね」(前出の松村氏)
当時の関係者は、そんなたけしに誰も文句を言わなかったという。
「たけしさんは聴取率の実績がすごかった。