プロ野球、セ・リーグ監督力を大査定!「巨人は桑田コーチとの連携が功を成した」「広島はいい意味での開き直り」識者の激辛判定は?

日刊大衆

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 開幕から20試合を消化し、セ・パともに対戦カードは一巡。各チームの戦力状況も、如実に結果と直結するようになってきた。

「実質的なクラスターの発生で、DeNAやオリックスの試合が中止になるなどの“想定外”も起きてはいるが、いきなり泥沼の阪神を除けば、両リーグとも戦況は、ほぼ下馬評通り。総じて強いチームが勝つべくして勝っているという印象です」(スポーツ紙デスク)

 そこで今回は、シーズン最初の山場とも言えるGWを前にした12球団の“監督力”を徹底査定。明暗分かれる采配を、『週刊大衆』おなじみの識者とともにプロ目線で検証したい。

 まずはセ・リーグ。あまたの不安要素はありながらも一応の開幕ダッシュに成功した原巨人は、東京ドームの記者席からも「今年に懸けている印象がある」との声があがるほど。

 かねてから“原推し”の江本孟紀氏も、こう評する。

「打線がそれなりに機能していることもあって、取っ替え引っ替えの去年と違って、采配自体に落ちつきがある。延長戦の復活で、状況的には各球団とも終盤戦のような目いっぱいの戦いが続いている。そこへきて、次の手だてを見据えながらの戦いができているのは、やはり大きい。本人にしても、10連敗した昨季終盤の二の舞だけは避けたいところだろう」

 とりわけ目に見える大きな変化が、目下、新人頼みの投手陣を束ねる桑田真澄コーチとの連携だろう。

「先代の宮本和知コーチには、まったく耳を貸さなかったが、今季は守護神・大勢(22)の3連投回避など、桑田コーチのプランは積極的に採用している。露骨に遠ざけていた小林誠司(32)を、ここへきて副主将に指名したのも、手練手管に長ける原監督らしさ。切り替えの早さは超一流ですね」(前出のデスク)

■広島・佐々岡真司監督の評価は上々

 他方、「いい意味での開き直り感がある」(江本氏)と評価を一変させているのが、今季が契約最終年の広島・佐々岡真司監督だ。“采配は12球団トップ”と里崎智也氏は高く買う。

「機動力、守備力が明らかに向上している。ムダな得点を与えず、逆に攻撃時には一塁走者をワンヒットで三塁まで進めるような場面も増えた。現状でも犠打数は12球団ダントツ。観ていて歯がゆさもあった昨季までとは、采配自体が180度変わったイメージです」

 海を渡った主砲・鈴木誠也(27)の抜けた穴は、むろん簡単には埋まらない。

 だが、「それを全員でカバーしようという気概が見える」と藪恵壹氏は言う。

「10年目でブレイクした8番・上本崇司(31)なんかも、8日の阪神戦で15球粘って四球を選ぶなど、しぶとさがある。そこから打線のピークである坂倉将吾(23)へと向かう、いい流れがある。中崎翔太(29)が復活し、継投にも余裕が感じられるようになっている」

 そんな2チームを追うのが、立浪和義新監督のもとで再建を図る中日だ。

 石川昂弥(20)や岡林勇希(20)らの若手も積極的に抜擢。胆力がかいま見える強気の采配は、「試合は喧嘩、というプロ野球の本筋を外していない」(江本氏)、「チームに、いい意味での緊張感がある」(藪氏)と関係者からの評価も上々だ。

「ビシエド(33)、木下拓哉(30)の復調で歯車が回り始めた。足のある岡林が入ったことで、昨季にはなかった動きのある野球ができるように。高橋周平(28)の故障で水を得た阿部寿樹(32)が見事にハマり、目下、首位打者の大島洋平(36)につなぐ役割を果たせているのも大きい」(里崎氏)

 4月18日発売の『週刊大衆』5月2日号では、暗中模索状態の阪神・矢野燿大監督への厳しい評価やパ・リーグの監督力も掲載している。

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