映画監督が大英博物館に「トリノの聖骸布を複製できれば100万ドル」と挑戦状をたたき付ける!? (2/3ページ)

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 映画のウェブサイトにはこの「挑戦」の詳細が記されており、「再現されなければならない特徴」の包括的なリストも掲載。「0.2マイクロメートルの色の浸透深さ」と「布の両面の画像がほぼ同じ色の濃さを示すこと」などが挙げられている。

 また、新たに複製された聖骸布のキリスト像は「少なくとも1年間は偽の覆布に残っていなければならない」上に、「既知の中世の技術と物質しか使用できない」点も条件としている。もし大英博物館が聖骸布の再現というこの挑戦を受けた場合、「中立的な委員会」が複製された聖骸布を審査し、それが正確な複製であるかどうかを判断することになるのだそう。

 あまりに驚きの「挑戦」であるため、自身の最新ドキュメンタリー作品の認知度を上げるための巧妙な宣伝ではないかという意見も出たようだが、ロルフ監督と映画のプロデューサーは真剣に主張している。

 この挑戦を受けるかどうかについては6カ月の猶予期間が与えられているが、現在のところ大英博物館側はこの挑戦を受ける気はないようだ。広報担当者はガーディアン紙の質問に対し「トリノの聖骸布を管理している人たちに聞いてみてほしい」と答えるにとどまったようだ。果たして、聖骸布の再現をやり遂げる人は出てくるのだろうか。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
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